香り屋日記

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香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。

2006年04月18日

日本語は難しい!

英語が話せたら人生が変わっていたかも・・・って思うことが良くあります。
これからは英語よりも中国語・・なんてことも言われています。
学生時代から英語、ドイツ語・・語の付く教科はまったくの苦手だったので
話せる訳もなく、今日まで生きてきました。
考えてみれば、日本語もまともに話せないんだからしょうがないか・・

先日、料理の本と格闘している娘との話の中で、
「吸い口」という言葉が出ました。みなさん、「吸い口」ってわかりますか?
なんと、香りに関係が・・・
「吸い口」とは、すまし汁やみそ汁を器によそってから、ネギ・生姜・みょうが
ごま・七味とうがらしなどの香りのものを添えて味を引き立てるもの・・だそうです。

ついでに、料理の水の分量で、「ひたひた」と「かぶるくらい」ってどっちが多い?
「ひたひた」は、材料の頭が見え隠れする位。「かぶるくらい」は、材料の頭は
水から出てなくて全体がぎりぎり水に浸かっている位。だそうです。

日本語が理解出来ないと、料理もちゃんと作れないようです。
私には、英語・中国語は、何十年も早いようで・・・
もう少し日本語を勉強してから・・・

みなさん、この季節、「吸い口」は「ふきのとう」なんてどうですか?

[ウ~ロン]

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