香り屋日記

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香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。

2009年06月09日

味覚の行方19

突然誤作動しロボットが人間を襲うというユルブリナー主演映画の強烈なる印象を子供の時に受け石橋を叩く的な意識が強くなってしまったが、今から考えればそれはそれで別によかったと思っています。
これは、ビクついて何かに対して逃げてしまうということではなく、何か危険なことがあるかもしれないから、それを念頭において通るということです。何も考えないで通るのと、ある程度予測して通るのとでは、危険が降りかかってきた場合全然違います。
例ではありますが、自転車が不意にあたってきて死んでしまったケースがありますが、当たってくると予測していた場合とそうでない場合とでは結果に差異があると思います。このことについては、みなさんも経験があるかと思います。
自宅で食事をとるときも(別に嫁さんを信用してないわけではありませんが)、香りには注意しています。特にこれからの季節には十分に注意します。少々嫌な香りを感じた時には、嫁さんに言ってほかす(捨てる)時もあります。問題なければそのまま皆で食べますが、何かを感じれば別に躊躇することなく指摘します。これについては特に家族間にギクシャクした問題は起りません。素直にひょっとして危険と感じれれることに対して皆で吟味します。ユルブリナー主演映画のように、「絶対安全」ということはありえませんから。
次回へ続く  

[やっとかめ]

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