香り屋日記

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香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。

2009年07月14日

今年も

6月後半、我が家で飼っているクワガタが、卵から3年かけて大人になって出てきました。
 ん、クワガタの活動する季節としては、ちょっと早いのかな?
家で飼っているからか?思いながら、近所のクワガタの居る木を確かめに行くことに。
まだ、梅雨の時期の夜とあって、幾分涼しい感じです。虫の好む、樹液のなんとも言えない香りも涼しいせいか漂ってきません。やはりもっと暑いほうが、蒸して香りが回りに発散されるのかな?それとも暑いほうが、樹液が発酵するのか、思いながら、目当ての木の傍まで近づき、根元からゆっくり明かりを照らしてゆきます。樹液が垂れていないようでなかなか居ません。
 そして、木の周りをゆっくり照らして1周になるところで、赤く光るものを発見!ノコギリクワガタです。それも3匹。1匹はなかなかの大きさで、はさみが水牛の角のように、
しっかり曲がっています。ここ何年かで採った中では1番大きそうです。
 早速、子供も喜ぶと思って持ち帰ると、意外な言葉が・・・もう、虫は気持ち悪いから持ってこないで!去年までは採りに行こう言っていたのに・・・
 そう、うちの子供も今年小学6年生。そのうえ女の子。さすがに、馬鹿親父には付き合いきれないようです。
あ~あ、虫採りもこれで終わりか~。残念、でも多分採りに行ってしまいそう。
                           
[カブクワ]

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