香り屋日記

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香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。

2015年01月06日

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。
年も改まり平穏にのんびりとお過ごしなら幸いです。それとも新年早々脱兎の如く更にスピードアップして、お仕事に励んでおられるのでしょうか?小生はと言いますと、年々時間経過が早くなっていくようで、このままではエライ事になりそうです。
 業界では、昨年の前半は「ニアウォーター」や「天然水のかき氷」で、後半は「ポップコーン」や「ほろ苦系」の商品が風味ともども話題になっていましたが、果たして今年はどのような商品や風味が、どんなヒットをかっ飛ばして来るのでありましょうや?
 世界の情勢や国内政治の方針や夏場の天候不順で、昨年はメーカー各社が一喜一憂といったところではなかったでしょうか?根底にあるのは慢性的なコスト高と反映できない市場動向。GNPが指し示した結果は、マイナス成長。
どうするメイドインジャパン?束でかかるのか?輪になるのか?それとも特化を推し進めるだけの技術力なのか?ガンバレ日本!!
ピンチはチャンスと偉人や成功者は、よくおっしゃいますが・・・。
 閑話休題。東京オリンピックというスポーツの祭典というイベントが近い将来やってきます。「おもてなし」は日本発のキャッチーな流行り言葉から脱却して、本当の意味を理解し直して、成長し定着していけるのでしょうか?看板掲げてなんとやら?・・・。
 「おもてなし」のひとつとして「香り」を使用してきた国のひとつとして、受動的ではない立ち位置への活路が開けていけるモノであると考えるならば、今後も成長が期待できる分野である事を信じてやまないのであります。
 今年も、どうか皆様にとって平和な年であります事を、お祈り申し上げます。
 
[あろまー]

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