香り屋日記

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香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。

2015年02月24日

ホワイトデー

2月は、さっぽろ雪まつりや梅まつり、ベルリン国際映画祭などのイベントがありますが、2月といえば節分です。しかし9割の女性にはバレンタインなのでしょう。
3月、チョコを貰った男性は、ひな祭りやロケット花火祭りより、ホワイトデーなのでしょう。各国呼び名は様々ですが日本は純白のホワイトです。今日は、お返しをする方のために、お菓子選びの注意点を聞きましたので、書こうと思います。
お返しのお菓子の定番はクッキー、飴、マシュマロ、マカロンとありますが、それには花言葉のような意味を持っていたのです。
クッキーは、友達でいましょう (サクッとドライな関係)
飴は、好き・長く一緒にいたい (甘い味を長く楽しめるから) 
マカロンは、特別な人 (高級お菓子のイメージ)  だそうです。
そして、はじめはマシュマロデーだったホワイトデー。そのマシュマロには2つの正反対の意味がありました。
1、 嫌い (すぐ溶けてなくなるからそれまでの関係)
2、包みこむ (貰った気持ち(チョコレート)を純粋な白い愛(マシュマロ)で包みこむ)
ホワイトは幸運を呼ぶ・縁起がよい、と言われます。
ホワイトデーはそもそも、殉教したバレンタインさんによって結婚した2人が1ヶ月後に改めて永遠の愛を誓い合う日だそうで、ならばマシュマロの意味は2になります。しかしながら、いつからか1のような意味を持たすようになってしまったので、そんなことを気にする女性に渡す際は、なるべくチョコ入りを選び、2の説明書きを添えましょう。
ちなみに、マシュマロは喉にいいそうです。ゼラチンが痛んだ喉をやさしく覆うそうです。そこをとっても、やはりマシュマロの意味は2になりますね。
大切なのは美味しさと気持ちです。でも基本倍返し¥なんですよね?     おわり。

[マサコ]

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