香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。
2006年09月26日
うーん、年取ったなー
小学生の頃、毎日のように近所の駄菓子屋でお菓子を買い、店の前で当時の仲間とたむろしていた思い出があります。手持ちの小遣いには限りがあり、一日当たり50円から多いときで100円程度。それでもいくつか物が買えて楽しめた気がします。お気に入りは、ブリキ缶に入っている水あめを駄菓子屋のおばちゃんが木の棒に巻きつけてくれたものやカレーせんべい、ミニラーメン、マーブルガムなどなど。今考えるとよくそんな金額でうまくやりくりしていたなと感心するばかり。今の方がよっぽど計画性に欠けるかも。ふと今でもその駄菓子屋が営業してるのかなと思うことがありました。現在の居住地が当時のそれとは違い、知る機会がなかったのですが、最近、当時の仲間からそこはまだ営業していて、おばちゃんも健在とのことでした。昔なじみの商店がなくなっていくのは寂しいので出来るだけ営業を続けて欲しいですね。食品に限らずいろんな業界で、また商品だけでなくパッケージ等さまざまな所で、復刻版の生産がされています。消費者の昔を懐かしむ気持ちをターゲットにしたものだとは思いますが、開発者の方々も当時を懐かしんで進めているように思います。
[アキバ系]