香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。
2007年10月09日
「ご利用は計画的に!?」
私達香料メーカーの製品数というものは、かなりのものであると思う。
菓子や飲料で、○○味と書かれている主な品種の数だけでも、けっこうな数なのだが、
それに各々の製品にマッチした香料が必ず必要である為、実際にはその何倍もの製品数となる。
種類の多さと言えば・・・最近の我が家で気付いた事。とにかく、調味料類のストックが多い!
食器棚や冷蔵庫にあふれていて、冷蔵庫なんかを開けると「職場のサンプル棚!?」と思うような
状況の時もある。
最近のソース類やタレ、ドレッシング等、それぞれのメニューに対応されている事から種類も豊富で、
本当に良く出来ていると思う。我が家でもさっと見渡しただけでも、ウスターソース、とんかつソース等
の定番から、中濃、ハンバーグ、ステーキ、お好み、焼きそば、ぎょうざのタレ、うなぎのタレ、牛丼の
タレ、天丼のタレ、めんつゆ、そーめんつゆ・・・以下略・・・と、限りなくあるといった感じです。
「味に対してのこだわり、素材をより引き立たせておいしく。」というニーズに反映して、
メニューの数だけ調味料も多くなったのでしょう。
香料の場合も、考え方は同じなんですね。食に対するこだわりがある限り、新たな香料を
開発し続ける事になります。
とにかく、今我が家にある賞味期限切れの調味料の大量処分をやらねばなりません。
ドレッシングなんかのガラス容器のキャップ、取る指が痛い・・・。
めったに使わないものでも、とりあえず少しでも残ってると置いとくという習慣が、
この結果を招きます。こういうご家庭、けっこう多いと聞きますが・・・皆さんはどうですか。
無駄を無くし、上手に利用するという事・・・家庭でも職場でも大事なテーマですよね。
[カオリーマン]