香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。
2008年02月19日
味覚の行方 14
前々回食事前のやってはならないことについて書きましたが、やってはならないことをしていないのにもかかわらず、先日不快な思いをしました。やってはならないとは、食事前にどんなことがあろうともトイレへ行ってはならないというものです。
先日ランチでのこと、平日ランチとあって、席はほぼ満席、とおされた席はカウンターの隅っこ、なんとトイレの入り口付近です。ゲッとは思ったが、まあいいかという感じで、ランチを注文。すると料理が出てくる間、ぷんぷんトイレのイヤーな臭いがくる。やっぱり出ようかと思うが、注文してしまっている。でも、と思っているうちに料理が出てくる。これほどおいしくない料理を食べるのは、不快の窮み。ましてあとで銭を払わなければならない。
その店へは一生行くことはありませんが、食事をするところでありながら、トイレの重要性を軽視している店へは絶対に行きません。店の裏側は、トイレを見ればわかると言っても過言ではないと思います。トイレの汚い店の厨房は汚いと思うし、料理人もタバコをくわえながらしてるように思えます。
私から言わせれば、トイレ専門担当のアルバイトを雇ってもいいくらいに思います。トイレの手洗い場のゴミ箱がお手拭ペーパーで溢れかえっているのを見ただけで、もう私の中のランクでは、最低ランクへ到達します。
[やっとかめ]