香り屋日記

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香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。

2008年04月08日

駄菓子

先日、日曜日に近所のスーパーに行ってみると
(別に特別な理由はなく何かネタはないかと暇な時はうろついてますが…)
催し物会場になつかしの駄菓子コーナーができていて
一緒に来ていた姪っ子が常設のお菓子コーナーに行くより
喜びそうなので先に覗いてみました。
「これ知ってるか?」「知らん」などと話しながら見回ってみると
一度は食べたことのあるような駄菓子が並んでいて懐かしいなぁと感じながらも
昔と大きく違うところが一つ、全て個別に包装されているんですよね。
私の子供の頃はまだ結構その辺が適当なところが残っていて、勿論綺麗に包装されたものもありましたが、大抵は仕切りのついた箱の中にハダカで駄菓子が入っていて
上をセロハンで覆っているだけってものが多かったような気がします。
その他、包み紙が新聞紙だったり、ビンの中に直接素手を突っ込んで飴玉をとったりと
今かんがえればかなり適当な店が多かったなと思います。
駄菓子と言っても食品となんで、個別で包装されているモノの方が安心なのは
当然なのですが、なんとなくそんな昔の適当さがなくなると窮屈になっていくようで
不思議と寂しく感じます。

[マンボウ]

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