香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。
2012年03月06日
春の予感
「春の予感-I’ve beenmellow-」1970年代後半に尾崎亜美というシンガーソングライターが、
南沙織という女性アイドル歌手に書いた楽曲であります。今から約30年ちょっと前の名曲です。
さすがに歌詞の内容までは忘れてしまいましたがサビのフレーズは忘れないですし、ちょうどこの
時期になると妙に思い出すタイトルであり、自分にとって凄く心地よい言葉でもあります。響きが
良くないですか?いいじゃないですか?何故か優しくなれるニュアンスで、淡い花の香りと温かな
日だまりを感じさせてくれて、幸せなことが起こりそうな期待?を持たせてくれるような言葉じゃ
ありませんかね~・・・。
去年から本当にたくさん色々な出来事が、いっぱいいっぱいあって、そんないろいろな出来事が
今も、この先も永遠に続いていくんじゃないかと思えて、気が遠くなるような心の連続。上がった
り下がったり、熱くなったり冷たくなったり、動けなかったり止まれなかったり、激しくなれなか
ったり割りきれなかったり・・・。
思い出せなかったり、ついうっかり忘れてしまっていたりした事も、何気に季節のせいにしてし
まっていいんじゃないでしょうかね~?
寒過ぎた季節のおかげで、体も心にも十二分に余計な重みを付けてしまった感があり、それだけ
に動き出しはとても大変で面倒なことは頭ではわかっているけれど、「春の予感 」そんな気分に
誘われて行ってみるのも悪くないんじゃないでしょうかね~。
[あろまー]