香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。
2012年03月20日
今年こそは。
毎年春から夏にかけて、ソフトボールをやっているんですが、年ごとに動きが鈍くなる一方で、試合に出るたびにショックを受けています。
そこで、ショック度を和らげるためには基礎体力と思い。昨年の11月位から週2回位歩くことにしました。ところが、歩くだけだと何か物足りないと、ゆっくりと走るようにしました。
さすがに毎日走るとなると苦痛になるので、週2回にしたのですが、住んでるところを夜走るのは、やたらと寒い。このままでは、自分に負けてしまうかもと思っているときに、あるポスターが・・・
毎年12月位に同じ場所に貼ってあるハーフマラソンのポスター。
走ったらどうかなと、気になってはいましたが、毎年無理だろうとあきらめてました。
そんな時に、仕事上のお客さんに、毎年気になるポスターの話をしたところ、まだ一か月以上あるから走れますよ!と、背中を押してもらう一言が。
自分も、何か目標がないと継続できないと思い、1月の締切当日に申し込みました。(実はビビッて迷ってました。)
そのおかげで、週2回のマラソンは継続。
大会2週間前に練習として、コースを走ってみることにしました。
大会は制限時間があり、10.2kを1時間10分、17.9kを2時間10分、ハーフを2時間30分で走り切らないと、そこで失格となります。個人的に走っている10kは、1時間前後で走れるようにはなっていたのですが、全部走れるかが不安で試すことにしました。
いざ走ってみると、17k位で足が重くなり走れませんでした。最終的には歩いたり走ったりを混ぜながら何とかゴールらしきところまでたどり着きました。その上、すべての制限時間がギリギリの状態です。
そのことをお客さんに話したところ、本番は気持ちも違うし、応援してくれる人もいるから走れると言われました。
そして、本番当日があっという間に来ました。そんな大会に出たこともなかったので、ものすごい緊張です。あー、申し込むんじゃなかった~なんて思いつつも、スタートの時間です。
とにかくゆっくりと一定に、そして、練習時に走った17k以上は走ろうと決めてスタートしました。いざ走ってみると、普段、車の走っている道路は走れるし、若い方から、お年寄りまで、いろいろな方が参加して楽しい気分です。畑も多く、周りの山々がよく見え、気分的にもすがすがしい感じです。10.2kは何とか、3分前に通過し、そこからも同じようなペースの人を探して、着いてゆく感じで走りました。
1度コースを走ったこともあり、次は、牛を飼っている小屋が出てくるぞ、臭いんだよな~、あの雑木林は夏、カブト虫が取れそう、あの木は間違いなく居るな~など、いろいろ考えているうちに、以前歩き出した17k地点も通過。
ちょっと、苦しいかなというときは、応援の方が、がんばれ~、言ってくれて励みになりました。ゴールが近づき、道端のおじさんに残り400m~言われ、急にペースをあげ、競技場のトラックを早いペースに切り替えて走れたのは、自分でもびっくりでした。その上、2時間30分以内に歩くことなくゴールできたので大満足でした。
お客さんに言われた通り、本番では違う力が出るんだという事に驚き。やれば、まだできるんだと自信にもなりました。
後は、本番のソフトボールでも活かせればいいと思います。
あ~酒がおいしかった~。
[カブクワ]