香り屋日記

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香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。

2013年08月20日

味覚の行方29

以前「味覚の行方」の中で、人それぞれの食事のとり方を体系化すれば「食事性格判断」なるものができると書いたことがあると思います。
当たり前のことですが、食べなければ人は死にます。つまり、食べるということは生きることなのです。生きるために食べるのですから、食べるという行為を行っているときにはその人の性格がむき出しになるということが言えないでしょうか。これを体系化すれば、間違いなくビッグビジネスになると私は思います。血液判断など多く性格判断は存在しますが、この「食事性格判断」はかなり信憑性が高いと思います。
昔「欽どこ」という番組で数種の料理を食べる時の順番を推理させるというものがありましたが、この食事の順番による性格判断はもちろんのこと、食べる前から食べ終わったあとまでに対して性格判断を体系化することが可能だと思います。食べる前の箸の動き、食事中の箸の動き、食べ終わってからの箸の置き方からも体系化できますし、食前食中食後の人の目の動きからもできるだろうし、数人と同席の食事からも性格判断を体系化することができると思います。食事をする時のすべての行為はその人の性格そのものです。
以前にも書きましたが、人事採用にかったるい面接など行うより、食事に同席すればその人がもろにわかるわけですから、表向きは一様ペーパーテストや面接をして、実際の採用の判断は食事による判断を行えば確実だと思います。緊張をほぐすためにも、酒を伴う食事がいいです。より正確な性格及び行動判断ができます。
これは間違いなくビッグビジネスになりますが、血液型性格判断とコラボしても面白い銭儲けはできると思います。A型の人の適したメニューはこれ、O型はこの定食、B、ABはこの組み合わせの料理という具合にすれば満足のいく食事ができるという「血液型満足食事本」なるものを発売できるでしょう。さらに展開すれば、A型専門レストラン! 、どうでしょう。
<次回へつづく>

[やっとかめ]

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