香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。
2014年06月10日
感じる香り
今年は例年より、夏の訪れが早いようです。
5月だというのに、各地で何年ぶりに真夏日、猛暑日という報道がありました。
熱さに対する耐性が、年々なくなってきたように思います。
若いころはあまり汗をかきませんでしたが、歳のせいか汗をかくようになってしました。この季節、加齢臭も気になる年頃です。
この「香り屋日記」でみんなが書いているように、工場移転によって、この3月から和歌山県の橋本市に通勤するようになりました。
これまでは大阪の京橋という、下町的なところに工場があり、会社の帰りの駅までの道はそれはそれは独特の香りがありました。お酒を召し上がる方ならわかると思いますが、そんな香りです。30年近くそんな街の香りを感じて生活していました。
ところが一転、この橋本工場は、紀北橋本エコヒルズというように小高い丘の上にあり、それはそれは自然環境に優れたところにあります。
ここで感じる香りは、自然そのもので空気の香り、樹木の香り、天気の香りを感じることができます。夜は満天の星を眺めながらの帰宅となります。
体もこの環境で浄化されていくかもしれませんね。
お近くにお越しの節は、ぜひ一度お立ち寄りください。
[飴作]