香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。
2015年06月23日
もうすぐ。
だいぶ暑くなり、梅雨が終われば本格的な夏の到来です。
セミやガ、バッタなど形の大きい虫が出てきます。
するとそれに似たルアーのトップウォーターでナマズ釣りも楽しめる季節がやってきます。
今のところ、毎日やっているわけではありませんが、それぞれ夜中に釣ってみたところ、5月6日にミミズの形をしたワームでニゴイを。5月14日にスピナーベートという、くの字型の針金の上に、キラキラした2センチくらいの回転するブレードが2枚ついていて、くの字の下のほうに魚の頭のような形をして針が着いたものでナマズを。
5月15日にバイブレーションと言う魚の形をして水の中で音を出すルアーでコイを。
6月2日と7日にミミズの形したワームでブラックバスをそれぞれ釣っています。
5回釣っていますがトップウォーターでは今のところ釣果なしです。反対にそのルアーを使うと魚がバシャッと驚くくらいです。
きっと、今飛んでいる虫は小さいため、いきなり5~6センチの虫のようなものが落ちて来ると、まだ魚にイメージができてないのかもしれません。大きい虫の動く夏のころには、魚もそれくらいの虫にも抵抗なく食べに来るのでしょう。勝手な想像ですが。
本格的な夏が来るまでは、川の匂いや、草、花の香りなどを感じながら、自然に同化し、魚に気配を悟られないよう釣りを楽しもうと思います。間違いなく季節ごとに川の香りもあるのでそれらを感じながら、大きな魚を釣りたいものです。もちろん魚の生きた香りも感じながら。
[カブクワ]