香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。
2016年12月06日
予防の基本
11月も、もう後半。これが掲載されるころにはもう12月でしょうか。
今年の秋は、変わっていました。11月というのにやたらと暑かったり、かと思うと東京では雪が降ったりして急に冷え込んで、いきなり冬の様相になってきました。
冬になり気になるのはやはりノロウィルスによる食中毒。
これからの季節、ノロウイルスの食中毒が統計的にとても増加します。
感染力が非常に強いのですが、「不顕性感染」という症状の出ない場合があるそうです。
これはノロウイルスに感染したにもかかわらず、嘔吐等の症状が出ないまま便中にウイルスを排出する状態だそうです。
食品を扱う現場では、自分は健康に問題無いが、ノロウイルスを持っているかもしれない ことを念頭に対策を行うことが非常に大切です。
まずは手洗いです。
しっかりと洗い流してしまうことが最も大切な対策です。
ノロウイルスの集団食中毒は、飲食店等において発生することが多いですが食品工場、特に製品に接触する工程がある場合には同じように危険が高いです。
手洗いは感染を防ぐ上でとても重要です。日頃から注意して行いましょう。
「れどっくす」