香り屋日記

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香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。

2017年07月04日

お茶の香りによるリラックス効果

お茶の香りを嗅ぐとと落ち着きますよね。その落ち着きの正体は「青葉アルコール」「リナロール」「ゲラニオール」という成分です。
青葉アルコールは気持ちを鎮めるリラックス効果や疲労回復効果があります。リナロールとゲラニオールは抗不安、血圧降下などの効果があります。茶香炉を使用することでこれら3つの成分を身体に取り入れリラックスすることができるのです。また、茶香炉で加熱した後の緑茶は焙じ茶として生まれ変わり、清潔な環境で加熱をしていれば飲むことができます。加熱をすることでで焙じ茶特有の「ピラジン」という成分が生まれ、この成分はリラックス効果はもちろんのこと血流を良くする効果もあります。香ってもよし飲んでもよし、一石二鳥の効果があります。

 T・H

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