香り屋日記

ホーム > 香り屋日記 > お菓子作り

香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。

2018年12月18日

お菓子作り

12月に入り、今年ももう残りわずかとなりました。
食欲の秋...は少し過ぎてしまいましたが、最近ちょくちょくとお菓子作りをしています。
高校生の頃はあれこれ作っていましたが、ここ最近は買うばかりになっていました。
久々なので簡単なものしか作っておらず、お店に並んでいるようなキラキラしたケーキにはもちろん足下にも及びませんが、それでもオーブンから甘い香りがふんわり漂ってくると、出来上がりが楽しみでオーブンの前にぴたっと張り付いて中を覗いています。
お菓子作りに限らず、最初にそのレシピを考えた人ってすごいなぁと思います。卵ひとつとっても、ただ入れるだけではなく卵黄と卵白を分けてみるとか、卵白をメレンゲにして生地に混ぜたらフワフワのシフォンケーキが出来るとか、なんならメレンゲが主役でマカロンが出来るとか、色々失敗を繰り返しながら完成したのでしょう。
中には失敗から偶然生まれたお菓子もあるようで、焼いたら溶けるだろうと思っていたチョコが溶けずに生まれたチョコチップクッキーや、バターを混ぜ忘れていたことに気付き、後から慌てて生地に挟み込んで出来たパイなど(諸説あるようですが)、今では当たり前にあるお菓子も意外なきっかけで出来たようです。
チョコはともかく、バターがちょっと強引で面白いです。
忘年会・大掃除・あぁ年賀状も書かなくては...と、何かとバタバタするこの時期。忙しい手を少し止めて、オーブンの前でわくわくするようなお菓子をまた作りたいなと思います。

もっく

PageTop