香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。
2019年09月17日
癒しの時間
まだまだ暑い日が続きますが、9月に入り朝晩は涼しくなり過ごしやすくなってきましたね。今年は、例年より梅雨明けが遅かったのに加え、8月後半は秋雨前線の影響で雨が多かったので、夏のレジャーを楽しむ機会が少なかったように感じます。
とはいうものの、8月は週末休みになると家族でプールに遊びにいくのが恒例となっていました。いつもの事なのですが、水に入ったあとは身体が冷え冷え。というわけで、近くのスーパー銭湯で身体を温めるというのが私の楽しみでした。
先日も冷えた身体を温めるべく、スーパー銭湯に行ってきました。私がよく行くスーパー銭湯では、月2回「ロウリュウ」が行われていて、先日もその開催日でした。
「ロウリュウ」はサウナ石など熱源にアロマ水を注ぎ熱の蒸気を発生させ、その蒸気を団扇で仰いで身体に熱風を吹き付けて発汗を促進するフィンランド発祥のサウナ入浴法です。この熱風を浴びると、本当に熱く、痛いくらいですが、5分も経たないうちに大量の汗が出てきました。汗とともに、老廃物も出てくれるので、とてもすっきりして気持ち良かったです。翌日は肌もすべすべで、身体が軽かったです。アロマ水も日によって変わるらしいのですが、その日は「ヒノキ」の香りでした。「ヒノキ」はリラックス効果、血行促進作用、むくみや疲労に効果があるようですので、夏の疲れた身体を癒すのにベストだったと思います。
季節の変わり目で体調も崩しやすい時期ですので、皆様、ご自愛下さいませ。
まりん