香料屋さんが綴る、「香り屋日記」香りに関わる富士香料化工のスタッフが、日々感じた事を連載していきます。
2022年04月12日
窓越しのお花見
桜の季節がやってきました。
これを書いているのが３月末なのですが、ちょうど満開を迎えた桜をあちらこちらで見かけるようになりました。
まだ気温は寒い日も多いですが、薄いピンク色の風景は気持ちふわっと暖かくなるような感じがします。
通っていた小学校の通学路にも桜並木があり、カーペットのように敷き詰められた花びらの上を歩いたり、
桜が散って葉が茂り始めると毛虫が出てくるため、悲鳴を上げながら小走りで通り抜けたりしていた小学生時代の
記憶をたどりつつ、桜並木を通勤電車の窓から眺めるのがちょうど良い朝の楽しみになっています。
弊社大阪支店は桜の通り抜けで有名な造幣局の近くにあるのですが、その造幣局の前を流れる川沿いにも向こうの
方までずっと桜並木が続いていて、天気の良い日は桜と川面のきらきらした反射の組み合わせがとてもきれいです。
今年は３年ぶりに通り抜けが開催されるようで、久しぶりに見に行くという方もおられるのではないでしょうか。
進学や就職で新たな環境に飛び込む方も、そんな方たちを送り出したり新たに迎え入れたりする方も、
今の環境で引き続き頑張る方も、皆さんにとって良い新年度が迎えられていますように。
もっく